神奈川県在住・44歳・女性
私は発病したのは15歳の時でした。高校入学前の3月に発症し、最初は膠原病の合併症と疑われましたが結局原因不明でした。原因が不明と言うことは、治療法が無く、繰り返す炎症にステロイド剤の大量投与による対処療法のみで凌いできました。特にひどかったのが20代で、30代の前半までは再発を繰り返し、続発性の緑内障、白内障にもなりました。まだ「インフォームド・コンセント」など影も形も無い時代でしたので。ステロイド剤の大量投与がどういう事態を引き起こすか、将来的に私の眼がどうなっていくのかなどの情報提供は全くなく、ただ医者のいいなりに治療を続けていました。 30代に入り、体質も変わってきたのかあまり炎症が起こらなくなりほっとしていたのもつかの間、度重なる炎症の後遺症で眼が「荒廃」(医者の言葉)し始めてきていました。暗くはないものの、両眼に擦りガラスのように曇った部分ができて、ものを見ることが容易ではなくなってきたのです。これがどんどん増えたら生活に支障が起こると、何度医者に訴えても「仕方がない」というのみでした。
そんな時に、このセタガヤ治療室の存在を知りました。私の眼とはとても相性が良かったようで、炎症はもちろん荒廃も増えておりません。何よりも薬剤を使用しないため副作用の心配が皆無であることと、治療直後は特に調子がいいので感謝しています。また、佐藤先生はとても研修熱心で頭が下がります。私が通った4年間でも、打つツボはよりよいところへ変化し、効果的な機械の導入など、その治療は進化し続け患者としてはうれしい限りです。
発病後かなり経って先生に出会いましたが、それでも十分な効果を得られました。発病後間もない方がいらっしゃいましたら、迷うことなく受診をお勧めいたします。