白内障
症状説明
眼球の中にある水晶体という透明なレンズが濁ることを白内障と呼びます。
白内障は、先天性(あるいは幼児性)、老人性、糖尿病性、ステロイド薬の長期使用、目の外傷や炎症などがありますが、最も多いのは加齢に伴う老人性白内障です。
治療実績
まぶしさやかすみが改善しもう手術の必要がないといわれた方が多くいらっしゃいます。60代の女性の患者さんで「いずれ手術ですよ」と言われた方が最近では「手術は必要ないでしょう」と言われています。またあったはずの白内障が消えたと言われた方も多くいらっしゃいます。
その他ほとんどの方は現状維持が出来ています。
白内障 - 患者様の声
私は発病したのは15歳の時でした。高校入学前の3月に発症し、最初は膠原病の合併症と疑われましたが結局原因不明でした。原因が不明と言うことは、治療法が無く、繰り返す炎症にステロイド剤の大量投与による対処療法のみで凌いできました。特にひどかったのが20代で、30代の前半までは再発を繰り返し、続発性の緑内障、白内障にもなりました。まだ「インフォームド・コンセント」など影も形も無い時代でしたので。ステロイド剤の大量投与がどういう事態を引き起こすか、将来的に私の眼がどうなっていくのかなどの情報提供は全くなく、ただ医者のいいなりに治療を続けていました。 30代に入り、体質も変わってきたのかあまり炎症が起こらなくなりほっとしていたのもつかの間、度重なる炎症の後遺症で眼が「荒廃」(医者の言葉)し始めてきていました。暗くはないものの、両眼に擦りガラスのように曇った部分ができて、ものを見ることが容易ではなくなってきたのです。これがどんどん増えたら生活に支障が起こると、何度医者に訴えても「仕方がない」というのみでした。
そんな時に、このセタガヤ治療室の存在を知りました。私の眼とはとても相性が良かったようで、炎症はもちろん荒廃も増えておりません。何よりも薬剤を使用しないため副作用の心配が皆無であることと、治療直後は特に調子がいいので感謝しています。また、佐藤先生はとても研修熱心で頭が下がります。私が通った4年間でも、打つツボはよりよいところへ変化し、効果的な機械の導入など、その治療は進化し続け患者としてはうれしい限りです。
発病後かなり経って先生に出会いましたが、それでも十分な効果を得られました。発病後間もない方がいらっしゃいましたら、迷うことなく受診をお勧めいたします。
千葉県在住・67歳・女性健康診断の時、白内障と言われてから、天気の良い日太陽がまぶしかったり、夕方疲れてくると目が曇ってきて、見えにくくなったりすることがありました。早速、白内障の鍼灸治療をお願いしました。2週間に1回くらいの割でずっと続けました。
5年位前、眼科医から「白内障は重症ではないけれど、何時手術することになるか分かりません。半年に1度位受診して下さい。」と言われてしまいました。
今年(平成17年3月)眼科へ行きました。最近、目が曇ることがほとんどなくなってきた事を話しました。眼科医は、「白内障はありますが、手術する程ではありません。」と言われました。手術はしたくなかった私は大喜びで、鍼の先生に手術する程ではなくなった事を伝えました。疲れが一番先に目に来るし、使いすぎると曇る目では、とてもパソコンはやれないとあきらめていました。
その後パソコン教室に通い始め、パソコンでメールをしたり、インターネットで調べ物をしたりするようになりました。近頃は、目が曇ることもなくなりました。これもみな鍼治療を続けてきたおかげと感謝しております。私同様、目の疲れやら、手術を受けなければならないのかと心配している方々に知らせてあげたいです。
千葉県在住・50代・男性5年ほど前、眼科で「網膜色素変性症」と診断されました。初めて聞く病名だったので最初は「ふーん」という感じでしたが、その病気の治療法がないこと、進行性であること、将来は失明するかもしれないこと、今からでも点字を習ったらどうか等々の説明を受けているうちに文字通り"お先真っ暗"な気分になりました。 その後、西洋医学でダメなら東洋医学ではどうだろう?と考え、漢方薬を試したり近くの鍼灸所へも行ってみましたが、どれも気休め程度でしかありませんでした。
そんな時、縁あってセタガヤ治療室を訪れたのですが、佐藤先生から「よくここに辿り着きましたね」「同じ病気の方も何人か通院されてますがこれまで失明した人は一人もいませんよ」と心強いお言葉を頂きました。とは言っても、これまで悲観的な意見しか聞いてこなかった私は正直最初は半信半疑だったのですが(すいません)何回か通院するうちに、「ここに通っていれば安心だ」と思えるようになってきました。それほど佐藤先生はじめスタッフの皆さまの自信と熱意が感じられたのです。問題は千葉からだとちょっと遠いという事だったのですが、その事を先生に言うと「ここは全国から泊りがけで通院されてる患者さんがたくさんいるんですよ。千葉なら近い方です」とふつーに怒られ(笑)、今は月に2-3回のペースで通ってます。
もうすぐ2年になりますが、その間視野狭窄の進行もなく、合併症である白内障も半年ごとに受ける集中治療のお蔭でスッキリしてきました。実際運転はしていませんが昨年は半ば諦めていた免許証の更新も出来ました。佐藤先生はじめ、スタッフの皆さまには感謝、感謝しかありませんが、もし今、自分と同じ病気で独り悶々と悩みこのページを読まれているのなら心配は要りません。貴方はもう"ほぼ辿り着いてます"。後はご自分の目と耳で実感して頂くだけだと思います。私の拙い文章ではここの治療の良さは伝わらないしどこか嘘っぽい文章になってしまいますので・・・。
最後にこの病気は進行性の為、一日でも早く治療を受けることをお勧めします。
「いつ行くの?」と訊かれたら「今でしょ」と答えるしかありません。
・・・・
やっぱり嘘っぽいですね。(笑)