網膜色素変性症
症状説明
網膜色素変性症は遺伝性で、ほとんど両眼に起こる進行性の病気です。主な症状は、夜盲(いわゆる鳥目)、視野狭窄、視力の低下です。
小児期に発病することが多く、網膜にある光受容細胞のうち、暗いところでものを見る桿体細胞がしだいに壊されていくために暗いところでは物が見えにくくなり、病気の進行とともに視力が低下してきます。視力低下の進み方には個人差がありますが、失明する可能性が高い病気です。
また、この病気による網膜損傷の進行を遅らせる治療法は一般的には、まだ確立されていません。
治療実績
特定疾患(いわゆる難病)に指定されている病気です。10代から70代までの多くの患者さんが通院していらっしゃいます。
「失明後の世界が広がるので今の内から点字の勉強をしておきなさい」と言われた患者さんが、それどころか裸眼で運転免許を更新した例もあります。
また特定疾患の手続き更新の為、年1回視野検査を受けておられる方が多く、その検査結果を見せていただいても現状維持かあるいは改善されている方がほとんどです。
ただし、20人に1人位残念ながら進行が止まらない場合があります。しかしその場合でも進行の速度ははり治療開始前に比べて非常にゆるやかになっています。
網膜色素変性症 - 患者様の声
5年ほど前、眼科で「網膜色素変性症」と診断されました。初めて聞く病名だったので最初は「ふーん」という感じでしたが、その病気の治療法がないこと、進行性であること、将来は失明するかもしれないこと、今からでも点字を習ったらどうか等々の説明を受けているうちに文字通り"お先真っ暗"な気分になりました。 その後、西洋医学でダメなら東洋医学ではどうだろう?と考え、漢方薬を試したり近くの鍼灸所へも行ってみましたが、どれも気休め程度でしかありませんでした。
そんな時、縁あってセタガヤ治療室を訪れたのですが、佐藤先生から「よくここに辿り着きましたね」「同じ病気の方も何人か通院されてますがこれまで失明した人は一人もいませんよ」と心強いお言葉を頂きました。とは言っても、これまで悲観的な意見しか聞いてこなかった私は正直最初は半信半疑だったのですが(すいません)何回か通院するうちに、「ここに通っていれば安心だ」と思えるようになってきました。それほど佐藤先生はじめスタッフの皆さまの自信と熱意が感じられたのです。問題は千葉からだとちょっと遠いという事だったのですが、その事を先生に言うと「ここは全国から泊りがけで通院されてる患者さんがたくさんいるんですよ。千葉なら近い方です」とふつーに怒られ(笑)、今は月に2-3回のペースで通ってます。
もうすぐ2年になりますが、その間視野狭窄の進行もなく、合併症である白内障も半年ごとに受ける集中治療のお蔭でスッキリしてきました。実際運転はしていませんが昨年は半ば諦めていた免許証の更新も出来ました。佐藤先生はじめ、スタッフの皆さまには感謝、感謝しかありませんが、もし今、自分と同じ病気で独り悶々と悩みこのページを読まれているのなら心配は要りません。貴方はもう"ほぼ辿り着いてます"。後はご自分の目と耳で実感して頂くだけだと思います。私の拙い文章ではここの治療の良さは伝わらないしどこか嘘っぽい文章になってしまいますので・・・。
最後にこの病気は進行性の為、一日でも早く治療を受けることをお勧めします。
「いつ行くの?」と訊かれたら「今でしょ」と答えるしかありません。
・・・・
やっぱり嘘っぽいですね。(笑)
東京都在住・46歳・女性眼の違和感を覚え、訪ねた眼科で「網膜色素変性症」「将来失明するかもしれません」と宣告されたのは5年前の事です。私は突然の宣告に絶望してウツ状態になり、心療内科に通っていました。それくら治る見込みのない難病だったのです。
そんな時偶然出会ったのが「セタガヤ治療室」の佐藤先生の著書でした。むさぼる様に読み、先生の治療を受けた患者さんが「色変」でも現状を維持し、そして驚くべき事に少しずつ良くなる事例があるとい事を知りました。それからすぐ電話をして症状を訴えた私に、佐藤先生は「すぐにいらっしゃい」と快く予約を取って下さり、私はラッキーにも告知から間を置かず先生の治療の第1回目を受けられたのです。
それから5年、月1回の治療で視野も初めのままを維持し合併症である白内障も進まずにいます。私の体験から先生の治療を受ければ「色変」も決して恐い病気ではないと、今悩んでおられるだろう方々に言ってあげたいです。ですから1日でも早くセタガヤ治療室に行かれる事を心より御勧めいたします。
東京都在住・50代・女性およそ5年前、突然網膜色素変性症と言われ、愕然として何をしたらいいのか分からず、3カ月間毎日泣いていました。「そんなに泣いてよくなるのなら、毎日泣いていなさい」と母に言われ、また「失った機能を嘆くより、残された機能を精一杯生かして生きて行ったら」とガンの闘病経験のある友人からも言われ我に返ったのもでした。それかの私は積極的に病気と取り組む為、色々と研究し、漢方薬、にんじんジュース、ブルーベリー、マイナスイオン、はり治療、気功、ルティン、etc、全て体験してみました。
ある日、本屋で眼の特集が載っていた『安心』という本を手にし、色々調べ、はり治療が大変有効ではないかという結論に達しました。早速、『安心』の編集部に電話をし、実状を話し、どこかによい先生がいたら教えてほしいと・・・そこで私は、セタガヤ治療室を紹介されました。その時電話に出られた編集部の方は「それならセタガヤ治療室の佐藤先生しかいません」と。それが私の佐藤先生との出会いでした。今まで行っていたはりの先生とは全然違い、本当に目の研究を良くなさり、すがる思い出先生のところに全国各地から治療にいらしている患者さんでいっぱいでした。
それから4年、今では病気と言われる前と同じ生活、いやそれ以上積極的で多忙な日々を過ごしております。それも佐藤先生のおかげと深く感謝しております。先生がいつまでもお元気でたくさんの患者さんのために頑張って下さいますことを祈っております。