ご両親のお子様への深い愛情を感じます
週末の土~日曜日にかけて、一泊二日で、仙台と大阪から難聴の赤ちゃんとそのご両親2組が来院されました。さらにもう1組、日曜日に大阪から来られました。
治療中はお母さんが赤ちゃんを抱っこし、お父さんが泣いたりぐずったりしないように、あやしたり、お菓子をあげたりしていました。
大変ほほえましく、ご夫婦仲の良さとお子様への深い愛情を感じるとともに、私としてもあらん限りの力を尽くして、聞こえるようになるまで治療を継続させていただきたいと思いました。
また、一昨日の火曜日の治療では、お父さんが抱っこして治療を受けているケースもありました。このお父さんは、毎日治療に付き添いたいがために会社に許可を得て通院されているとのこと。しかし、こういうご家族ばかりではなく、病院の「検査」にはついて行くけれども「治療」を行っている当院には、一切顔を出さないというお父さんもいます。
もし、西洋医学を重んじて、東洋医学を軽んじるというお考えだとしたら、非常に残念なことです。
それぞれのご家庭で事情はあるかと思いますが、治療現場もぜひ見ていただきたい。
私も日々真剣に治療を行っていますが、ご家族そろって治療の場に加わっていただき、「一緒に治療をしているんだ」というところをお子さんに見せて、保護者が治療に真剣にかかわる体制を作っていただくことも、効果を上げるためにはひとつ、大切なことと考えています。