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接経気功で3つのことがわかります。

経路の気の流れ具合を調べることによって、大きく分けて3つのことがわかります。

その1患者さんの現在の状態

【実例1】

赤ちゃんの大腸経という経路の気の流れが悪いので、便秘をしているのではないか、とお母さんに尋ねたところ、毎日2回ずつ浣腸をして便を出しているとのことでした。
しかし、接経気功を始めてからは、浣腸の必要がなくなり毎日便が出るようになりました。

【実例2】

目に関係する経路の左右の気の流れの具合の違いによって、視力やそのほかの症状について左右の違いがわかります。
そのことから、ある患者さんに「右目の方が視力がよいでしょう?」と尋ねたところ、「そうなんです。右目の方が良いんです」とお答えになられました。
― このような場合、患者さんに配慮して、左の方が悪いでしょう?とは聞きません。あえて右の方が良いでしょうと聞くことにしています。 -

その2患者さんが過去にかかった病気のこと、あるいはその名残ともいえるような現象

ある患者さんに、胃の経路の気の流れが悪いので、「食欲はありますか? 胃のもたれはありませんか? 胸焼けはしませんか?」と尋ねたところ「なにもありません」とお答えになりました.
そこで、「今までに胃の病気をしたことはありませんか?」と尋ねたところ、「今はもうすっかり治っているのですが、10年以上前に胃潰瘍をやりました」と、お答えになりました。

このように、すでに病気は治っているのに経路の気の流れ具合に現れるということは、非常に興味深い現象だと思います。

その3経路の気の流れ具合によって、家族(家系)の体質や、素質が現れることがあります。

【実例1】

ある赤ちゃんの、血圧に関係する経路に反応があったので、お母さんに確かめたところ、赤ちゃんの両親と、双方の祖父母、合計6人中4人が高血圧だということです。
将来赤ちゃんが、高血圧にならないように食事は薄味にするようにお母さんにお願いしました。

【実例2】

ある患者さんの、心経の気の流れが悪いので、お尋ねしたところ、心臓は検査で引っかかったこともないし、不整脈などの自覚症状なども全くないそうです。
ところがお母さんが心臓病で、常々「あなたも心臓病に気をつけなさい」と言われ続けたそうです。
心臓病の予防に繋がれば良いと期待しております。

 

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